”練りこみの技法”、
土を練るとき、あらかじめ顔料(青と藍色)を混ぜ着色した
色粘土と白粘土を混ぜ合わせる。
よく練る過ぎると色が混ざりすぎひとつの色になってしまうので
適当にやめる。
そうやって練ったばかりの3色粘土は境目ははっきりせず
なにかしら汚れた粘土、という風だけど
半乾きになったら陶芸で仕上げの削りに使うカンナで
薄く削ると、この様なきれいな”練りこみ”文様が現れる。
箱にするには昨年と同じ、本体と蓋を切り分け
それぞれ内側をくりぬくだけ。
これらに特別な技術は必要ない。
根気よく、丁寧にしさえすればいい。
手間が掛かり、制作時間(日数)が長引き粘土が固くなるような場合は
ビニールで包んだり、衣装ケース(プラスチック)に入れ乾燥を止めれば
時間は気にしなくていい。1週間でも1ヶ月でも制作に時間は掛けられる。
昨年は塊の粘土を削って形にした”面取り”の技法だった。
今年は昨年よりちょっと工夫した作品で賞を目指す。
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