左は昨年の入選作品 ”灰釉まな板皿”
これは、ただ粘土の板を作り、自然な形の反りは
左右両端の下に粘土の枕を置き、
窯の熱で自然に反りが出るようにしただけ。
それ以外に造形上の工夫はなく作れた作品。
今年は、
ひと工夫を加え昨年との違いを出す。
ただそれでも簡単な、誰でも出来ること、技術はいらない。
海水に一晩漬けた稲ワラを皿の上に配置して
丸い円(満月に見立て)は耐火粘土で作った煎餅状の
丸板を置き、全体にスプレーで木灰を掛けて焼いた、だけ。
あとは窯の火任せ。
※海水に漬けたワラ、は備前焼きの火襷の技法。
塩分(ナトリウム)が付着すると低い温度で土が溶ける。 稲ワラが付着した部分だけ色が違う。
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