陶芸に取り組むことのいい点

リハビリテーションの中の作業療法において、
陶芸は次のような特徴を持っている。


1 手指をよく使うことによって、
  病気などで損なわれた脳の 
  神経細胞の機能の回復の促進。
2 手指や上肢の協調・巧緻動作の回復の促進。
3 生活の質(QOL)や内容の向上。
4 生きがいや集団活動の開発。
5 幼児においては、精神や運動の発達の促進。      

「生きがい」という言葉は抽象的で
いったい、どすれば具現化できるものか・・・
3年掛けて取り組んでみて・・・

生涯学習

   陶 芸 を 生 涯 学 習 に

2011年6月25日土曜日

老人ホームで取り組みはじめた陶芸

ある老人ホームの依頼で
厚生省(当時)の呼びかける生き甲斐対策の一環で

陶芸に取り組むということから陶芸窯を作りました。



陶芸指導の事もあったので数日滞在。



朝、地方新聞を示した施設長

その地域の老人ホーム対抗の運動会の記事に

宣誓するお年寄りの写真が・・・

「こんなことでもない限り身内や親戚は訪ねては来ない・・・

 新聞に名前や写真でも出ると、これはうちの親戚だ・・とか言って・・。」

「新聞に名前を出すぐらいなら、陶芸でできますよ、

 そんな風に役に立つことであれば そう取り組めばいい。手伝いますよ。」

「そんなこと、ほんとに出来ますか?」



そこで取り組み始め経験した陶芸指導。



施設全体の慰安旅行に同行、

途中で空港見学。

屋上見学客スペースの金網越しに離陸する飛行機を眺める

お年寄りの後ろ姿に、

皆さんも何時かあの飛行機に乗って東京の美術館へでも

行きませんか、陶芸をやりながら行きましょう。と・・・・(胸の中で言いました)









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